イタリアのボローニャの近くの町、ブドリオ(Budrio)のジュゼッペドナティ(Giuseppe Donati)が、オカリナをほんの数音しか鳴らなかったおもちゃから、より包括的な楽器最初の古典的な 「オカリナ」に改良したことが始めとされています。
オカリナに似た楽器の起源はマヤ文明にまでさかのぼることができ、亀の形をしたものが発掘されており、中国や中央アメリカなど、多くの文明にも同様のものが見られます。16世紀にアステカの楽器がヨーロッパに伝わり、1860年頃にイタリアのジュセッペ・ドナティ(英語版、イタリア語版)(1836年 – 1925年)の手で改良されて、ほぼ現在の形となりました。